NZのモスク乱射事件が映画化へ
6月 13, 2021 15:16 Asia/Tokyo
ニュージーランド・クライストチャーチのモスクで発生した銃乱射によるイスラム教徒殺害事件が、映画化されることになりました。
2018年3月、クライストチャーチ市内の 2 つのモスクが過激派の白人テロリストによって攻撃され、51人のイスラム教徒が死亡しました。
この事件は、ニュージーランド史上最悪のテロ攻撃事件とされています。
米誌ハリウッド・レポーターによりますと、映画の題材となるのは、ニュージーランドのイスラム教徒の虐殺と、その悲劇に対するアーダーン政権の対応だということです。
この映画のタイトルは「彼らは私たちの同胞」で、殺害されたイスラム教徒に敬意を表したアーダーン首相のスピーチに基づいています。
なお、この映画では女優のローズ・バイエルン氏がニュージーランド首相を演じる予定です。
ニュージーランドでのイスラム教徒への攻撃を受け、銃器に関する法律が大きく改正されました。
この映画の撮影開始に対するニュージーランドのイスラム教徒の反応は肯定的であり、彼らはこの悲劇が後世まで語り継がれるべきだとしています。
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