米前国務長官、「武漢研究所から他の物質が漏れる危険あり」
7月 01, 2021 20:12 Asia/Tokyo
-
米前国務長官
中国・武漢研究所からのコロナウイルス拡散説を広めた1人であるマイク・ポンペオ米前国務長官が、今回は「武漢研究所が現在も活動中であることから、新型コロナウイルスに類似した他の新たな物質が同研究所から漏出する危険が存在する」と主張しました。
ファールス通信によりますと、トランプ前政権時代の国務長官だったポンペオ氏は武漢ウイルス研究所からのコロナ漏洩説を断固として支持していた人物の1人でしたが、30日水曜のフォックスニュースとのインタビューで、武漢研究所から他の物質も漏出する危険がある、と主張しています。
また、中国がコロナウイルスの世界的流行に関して情報を隠蔽したという主張を繰り返し、「中国共産党はコロナ流行の根源の『隠蔽』に関与しており、北京では医師が死亡しジャーナリストが失踪している」と述べました。
こうした主張の一方で、中国外務省報道官は先月28日午後の記者会見で、「中国はこれまでに何度も、コロナの起源を追跡することは科学的な問題であり、政治化されるべきではないと強調してきた」と語っています。
中国外務省報道官の1人、汪 文斌氏は、この記者会見の一部において、コロナ発生源に関してアメリカが中国に疑いをかけていることに触れ、「アメリカは科学者らに対し、研究所からのコロナ漏洩という仮説を支持するよう迫っていた」と述べました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ