独、「ウィーン核協議に復帰する用意あり」
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ウィーン核協議
ドイツ外務省が、アメリカの違法な核合意離脱や、この国際合意に対するヨーロッパ諸国の約束不履行には触れず、「ドイツは、オーストリア・ウィーンでの核合意復活交渉の席に戻る用意があり、イランが遅滞なくこの提案を受諾するよう期待する」と表明しました。
トルコ・アナトリア通信によりますと、ドイツ外務省の報道官、レイナー・ブリューエル氏は、英独仏の各外務省声明に言及し、「欧州3カ国はウィーンでの現在の交渉におけるイランの行動が助けとなるとは考えていない」としています。
核合意に署名した欧州3加盟国の外相は今月6日に声明を発表し、20%濃度の濃縮金属ウランの生産というイランの決定に懸念を表明し、「この行動は核合意の復活に関するウィーン協議の結果を脅かすことになる」と表明していました。
イギリスのラーブ外相、マース独外相、ルドリアン仏外相らは共同声明において、イランの決定は、包括的共同行動計画たる核合意に基づく取り決めへの『重大な違反』である」としていました。
こうした中、マース独外相は今月5日、核合意の現状をはっきりさせるためのウィーン協議に関して、「我々は、この協議が今後数週間で実を結ぶ可能性があると考えている」と述べています。
こうした中、 在・オーストリア・ウィーン国際機関のウリヤノフ・ロシア常駐代表は最近、ウィーン協議における西側の過剰な要求に反応し、「ウィーン協議の目的は、核合意を元の形で復活させることであり、それ以上でもそれ以下でもない」としました。
一方、核合意に署名した欧州の関係国は、特に2018年5月にアメリカが一方的にこの合意から離脱して以来、自らの約束履行を実行せず、核合意を極めて困難な状態に追い込んでいます。
イランもまた、欧州が核合意内の責務を履行しなかったことへの対抗措置として、この合意内に定められた自らの責務履行を段階的に縮小してきました。
イランは、制裁が解除され、核合意の恩恵を受けられた場合に本来の責務履行に戻る準備ができている、と強調しています。
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