アメリカ大統領選は世界経済に影響
May 12, 2016 21:34 Asia/Tokyo
「アメリカ大統領選の候補者の経済政策の方針は明確ではなく、この選挙は、世界の金融体制に対する危険をはらむことになる」
12日木曜付けのテヘラン発行の新聞ドンヤーイェ・エグテサードは、雑誌エコノミストなどの国際的な経済情報機関の記事を分析する中で、アメリカの不動産王トランプ氏の大統領就任は、テロ組織ISISと同程度に、世界経済を破壊するものとみなされるとしました。
ドンヤーイェ・エグテサードはまた、アメリカ民主党のクリントン前国務長官とトランプ氏の金融政策に対するアプローチの違いは、大統領選においてもっとも重要な決定的要素だとみなされるとしました。
さらに、「経済専門家は、アメリカ大統領選の候補者は誰も、増税や減税、教育、インフラ、エネルギー、衛生などに関する選挙公約を簡単に実施することはできないと考えている」と述べました。
さらに、アメリカの次期大統領は、中国など、ほかの国との貿易を発展させることはできないだろうとしました。
また、アメリカ大統領選の後、世界は、中国やアメリカによる経済取引や国際貿易により、さらに閉鎖的なものになると予想しています。
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