米誌、「バイデンはアフガンから逃げている」
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バイデン大統領
米誌ワシントン・イグザミナーは、米軍のアフガニスタン撤退について、「バイデン大統領はアフガンから逃げている」との見出しをつけ、アフガニスタンに関する米国の妄想ぶりと自己欺瞞を強調しました。
ワシントン・イグザミナー誌は記事の中で、「バイデン大統領は2001年の同時多発テロから20年になるのを前に、8月31日を米軍のアフガン撤退期限とすることで、同国の旧支配勢力タリバンの政権掌握が確実なものになると考えなかった。(アフガン全土制圧日となった)8月15日の首都カーブルが、ベトナム戦争のサイゴン陥落の再現となり、自身の政権が試練に直面するとは予想だにしなかった」としました。
タリバンが15日に大きな戦闘なくカーブルを制圧した後、多くの人々が国外脱出を求めてカーブル国際空港へ殺到しました。
ベトナム戦争下の1975年4月30日、南ベトナムの首都だったサイゴンが、北ベトナムの「南ベトナム解放民族戦線」により陥落しました。サイゴン陥落は、アメリカの敗北の象徴であり、ベトナム戦争終結とベトナムでの共産政権の正式発足の契機でもあります。
アメリカは20年のアフガン占領を終え、軍を撤退させていますが、同国の治安、経済、社会情勢は20年前と比べて悪化しています。
多くのアフガン高官や要人は、米軍による占領は何十億ドルもの損失と、多くの米・NATO北大西洋条約機構両軍兵士の死亡、そして数万人のアフガン人の犠牲以外に得たものはなかったと語っています。
そしていま、バイデン大統領による米軍の性急で無責任な撤退決定は、自身の政権にショックを与えただけでなく、世界全体にもひとつの悲劇をもたらしています。
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