米大統領、アメリカでの麻薬中毒による危機的な状況に警告

アメリカのオバマ大統領が、アメリカにおける麻薬の常習や服用の拡大による悪影響について警告を発しました。

イルナー通信によりますと、オバマ大統領は１５日日曜、週末定例演説の中で、「アメリカで、年間に麻薬のオーバードースにより死亡する人々の数は、交通事故による死亡者数を超えている」としました。

オバマ大統領はまた、「アメリカで、２０００年以来、コデインを含んだ鎮痛剤の過剰摂取による死者数は３倍に増加している」と語りました。

さらに、「アメリカの国民の４４％が麻薬に常習した人々と知り合っている」としています。

アメリカの政府統計によれば、同国での麻薬常習は日々拡大していることが明らかになっています。