大型ハリケーンの影響で、米メキシコ湾原油施設の80%以上が停止
9月 07, 2021 14:38 Asia/Tokyo
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大型ハリケーンの影響
BSEE米内務省安全環境執行局が6日、8月末に米ルイジアナ州に上陸した大型ハリケーン「アイダ」の影響で、米メキシコ湾の原油・天然ガス生産の80%以上が現在もなお停止していると明らかにしました。
ロイター通信によりますと、BSEEは、米メキシコ湾で原油生産は日量150万バレル(84%相当)、天然ガス生産は日量18億立方フィート(81%に相当)がなお停止しているとしています。
エネルギー省によれば、ルイジアナ州では6日時点で5カ所の精製施設がなお稼働を停止しています。停止されている施設の精製能力は合計で日量100万バレルと、全米の約6%に相当します。
LOOPルイジアナ・オフショア・オイル・ポートの稼働もなお限定的で、現在、復旧作業が進められています。
米メキシコ湾ではハリケーンの被害で約350件の原油流出が報告されており、沿岸警備隊は航空機を使って調査を行っています。5日の調査では、オフショア油田で新たな原油流出が見つかるなどしました。
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