スペイン領カナリア諸島の火山が噴火、溶岩で家屋100軒が破壊
9月 22, 2021 18:56 Asia/Tokyo
モロッコ沖に位置するスペイン領カナリア諸島で火山が噴火し、流れ出した溶岩により家屋約100軒が破壊されました。
フランス通信が21日火曜、地元当局の今月20日の発表として報じたところによりますと、カナリア諸島・クンブレビエハ火山の噴火で、流れ出した溶岩により家屋約100軒が破壊され、5500人が避難を余儀なくされたということです。
同火山の北西に位置するロスジャノスデアリダネのロレーナ・エルナンデス・ラブラドル議員も、「噴火により甚大な被害が発生し、約100軒の家屋が破壊された」と説明しました。
同諸島にある人口約8万5000人のラパルマ島では今月19日午後、同火山が50年ぶりに噴火し、空には黒い噴煙が上がり、溶岩が山腹に流出しました。
同諸島のアンヘル・ビクトル・トーレス首長は、「人命が奪われていないのが何より良い知らせだ」と語っています。
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