9月 30, 2021 18:59 Asia/Tokyo
  • ハリス副大統領
    ハリス副大統領

在米イエメン系イラン人大学生が、ハリス米副大統領に対して、シオニスト政権イスラエルがパレスチナ人に対する民族浄化を行っているにもかかわらず、アメリカが支持を続けていることを批判しました。

イルナー通信によりますと、ハリス副大統領は28日火曜、バージニア州北部の大学で講演を行った後、学生らから質問を募りました。

これに対し、イエメン系イラン人女子学生が、「納税者からの徴収金の大部分がイスラエルやサウジアラビア支援のための軍事予算に充てられ、それがパレスチナ人の民族浄化・難民化の原因になっていることから、胸が張り裂けそうだ。あなたはこのことについて知っているはずだ」と述べました。

そして、「私がこの問題を提起したのは、アメリカ国民が公衆衛生や安価な住宅の欠如に苦しんでいる中で、これほどの大金のすべてがイスラエルを刺激し、サウジアラビアを支援するのに使われているからだ」と語りました。

ハリス氏はこの学生に対し、「この問題を提起してくれてうれしく思う。あなたの声、見方、経験、信念を押しつぶしてはならないことは真実だ。あなたの声は聞かれなければならない。民主主義は、すべての人が参加することで強くなる。我々の目的は団結であるべきで、皆と同じになることではない」と述べました。

アメリカ議会の調査機関の報告によれば、昨年米政府は、イスラエルのミサイル迎撃システム「アイアンドーム」建設のために16億ドル以上を投じています。

アメリカのイスラエルに対する支援は、シオニスト政権が国際機関や人権団体の沈黙をいいことに、パレスチナ人に対する犯罪を続けている中で行われています。シオニスト政権イスラエルは、今年5月のパレスチナ・ガザ地区への12日間の戦争で、子ども66人、女性39人、高齢者17人を含む255人を殉教に至らせ、1948人以上を負傷させました。

 

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