米バージニア州警察、黒人女性の「差別的嫌がらせ」の訴えを受け付けず
9月 30, 2021 19:14 Asia/Tokyo
米バージニア州の警察が、隣人から人種差別的な嫌がらせを受けてきたとする州内在住の黒人女性の訴えに対し、「刑事事件として立件できない」との立場を示しました。
CNNによりますと、5年前に同州バージニアビーチに引っ越してきた黒人女性ジャニーク・マーティネスさんはまず、近所に住む男性から男性からちょっとした嫌がらせを受けるようになりました。
近隣の男性は自宅にセンサーを設置し、近隣の家族が出入りするたびに複数のライトが点滅するほか、センサーが作動すると大音量の音楽も流れる、というもので、男性はどの家族が通ったかによって、音楽を切り替えており、さらに複数のカメラを取り付け、家の周りを常に監視していました。
最近では、マーティネスさんの夫が男性宅の前の路上に車を止めた際、音楽の代わりにサルの鳴き声を流し始め、一家が地元の警察に相談した日から嫌がらせはさらにエスカレートし、インターネットで拾ったと思われる黒人べっ視のせりふを流すようになったということです。
地元警察はCNNの取材に対し、「事情は把握しているあ、刑事事件には当たらないとの判断に至った」と表明しました。
なお、隣人の男性からはこの問題に関するコメントは得られていません。
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