10月 05, 2021 19:45 Asia/Tokyo
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フランスのカトリック教会内での児童性的虐待問題を調査してきた独立委員会は5日火曜、調査報告書を公開し、1950から2020年の70年間で、約21万6000人が被害を受けたと発表しました。

AFP通信によりますと、今回の報告書は、2年半にわたる調査の結果をまとめたもので、総ページ数は2500ページ近くに及びます。

報告書によると、カトリック系学校の教師ら、教会関係の非聖職者から虐待を受けた人を含めると、被害者数は33万人に膨れ上がります。

調査委員会のジャンマルク・ソベ委員長は記者会見で、「2000年代初頭まで、カトリック教会は被害者に対し無関心だった」と述べました。

ソベ委員長はまた、聖職者らをかくまい続けた教会の「構造的な体質」を非難しました。

教会関係者らによる児童性的虐待をめぐっては、世界各地で告発や訴追が相次いでいます。

 

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