米で、30代女性がJ&Jワクチン接種後に血栓症で死亡 
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米ワシントン州キング郡で、30代後半の女性が先月、米ジョンソン・エンド・ジョンソン・J&J製の新型コロナウイルスワクチンの接種に後、血栓症により死亡しました。
(last modified 2025-06-25T12:06:53+00:00 )
10月 06, 2021 18:13 Asia/Tokyo
  • J&Jワクチン
    J&Jワクチン

米ワシントン州キング郡で、30代後半の女性が先月、米ジョンソン・エンド・ジョンソン・J&J製の新型コロナウイルスワクチンの接種に後、血栓症により死亡しました。

CNNが、 ワシントン州シアトルを含むキング郡の保健当局の発表として報じたところによります、女性は8月26日に接種を受け、まれな副反応とされる血小板減少をともなう血栓症・TTSを起こして先月7日に死亡しており、CDC米疾病対策センターが診断を確認しました。

今回の出来事を受けJ&Jは、接種後に起きた有害事象の報告と同社の判定結果をすべてFDA米食品医薬品局EMAや欧州医薬品庁、WHO世界保健機関、同社のワクチンを承認した他国の保健当局に伝達していると強調するとともに、「早期発見と効果的な治療のため、前兆や症状についての認識を高める取り組みを強く支持する」と表明しました。

CDCはこれまでに、TTSによる死亡例を全米で3件確認しており、最近の声明で、この女性の症例がJ&J製ワクチンとTTSの因果関係を示唆しているとの見解を示しています。

TTSの副反応としては、激しい頭痛、目のかすみ、息苦しさ、胸痛、脚のはれ、腹痛や、接種部位以外の内出血などの症状が指摘されています。

J&J製のワクチンに関しては、CDCとFDAが今年、接種後に50歳未満の女性を中心に少数の血栓症が報告されたとして、使用中断を勧告し、その後条件付での接種が再開された経歴があります。

 

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