EU上級代表、「EUは一手段に成り下がっている」
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ボレルEU外務・安全保障政策上級代表が「EUはもはや、国際舞台での本格的な立役者を失い、一手段に成り下がっている」として警告しました。
(last modified 2026-03-02T10:12:05+00:00 )
10月 11, 2021 15:37 Asia/Tokyo
  • ボレルEU外務・安全保障政策上級代表
    ボレルEU外務・安全保障政策上級代表

ボレルEU外務・安全保障政策上級代表が「EUはもはや、国際舞台での本格的な立役者を失い、一手段に成り下がっている」として警告しました。

ファールス通信によりますと、ボレル上級代表は10日日曜、「EUは、国際舞台での本格的な立役者としての自分の地位の喪失および、政治組織から一手段に成り下がることを懸念している」と述べています。

また、自らのウェブログで、「現在、世界にはヨーロッパに影響を与える2つの主要な潮流が存在している。1つは、中国をけん制するというアメリカとその同盟国の政策であり、もう1つは自らの勢力拡大を狙うロシアのような、立役者の多方面での活動である」と主張しました。

そして、「このような傾向により、多くの場合においてEUの利益が制限されることになった。それは、シリアやリビア、マリでも発生したものである」と語っています。

さらに、EU諸国の首脳らに対し、EU独自の武装軍の結成への支持を呼びかけるとともに、この武装軍がNATO北大西洋条約機構軍と競争するのではなく、同組織の補完要素となるだろうとしています。

EUは過去20年間において、ウクライナ危機やロシア・ジョージア間の緊迫化などの事例において大きな問題に遭遇してきました。最近でもロシアの反体制派アレクセイ・ナワルニー氏の問題が、ロシアに対するこれらの国のさらなる敵意と新たな反ロシア戦線形成の口実となっています。

こうした中、ボレル上級代表はこれ以前に、「EU各国政府は、自らの即応部隊をもって前に進み、アフガニスタンで発生した危機が、将来再発することに対抗するさらなる用意を整えておく必要がある」と述べていました。

 

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