英ロンドンで、奴隷制時代にちなむ路地名を変更
(last modified Sat, 23 Oct 2021 06:33:28 GMT )
10月 23, 2021 15:33 Asia/Tokyo
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イギリスのロンドン市長が、奴隷制時代にちなんだ路地の名称を変更するよう命じました。

IRIB通信によりますと、 ロンドンのサディク・カーン市長は、100万ポンドの予算をあてて、奴隷制時代にちなんでおり人心を害すると思われる複数の路地の名称を変更するように求めました。

同国メディアの報道では、 ロンドンのタワーハムレッツ地区の市民は、奴隷売買に関わっていた実業家、ロバート・ミリガンから名を取ったミリガン通りの名称の変更を望んでいるということです。

世界でBLM(ブラック・ライブズ・マター=黒人の命は大切)運動が広がる中、イギリス西部ブリストルでは昨年、奴隷制や植民地制度に反対する人々が奴隷取引を行っていた同国の商人、エドワード・コルストンの銅像を、設置されていた市内の広場から引きずり降ろして川に投げ込みました。

イギリスでは要請の増加に基づき、奴隷制や植民地の関係者への神聖視や表敬をやめるために今年6月、公共の広場や建物から奴隷制・搾取の痕跡である銅像などをどのように撤去していくかについての独立した諮問委員会が設置されました。

 

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