コロナ新変異株確認の影響で、米NY株式市場が大幅下落
南アフリカでの新たなコロナ変異株が確認されたことから、ニューヨークなどのアメリカ、およびヨーロッパの株式市場が大幅に下落しました。
IRIB通信によりますと、南アフリカでより感染力が強くワクチンの有効性を弱める可能性のある、新たなコロナ変異株「オミクロン株」が確認されたことを受け、欧米諸国の株式市場は軒並み下落しています。
アメリカの祝日・感謝祭の休日明けとなった26日金曜、南アフリカで新たな変異株が確認されたことを受け、世界経済に戴する悪影響への懸念が強まったことで、ニューヨーク・ウォール街では取引開始直後から幅広い銘柄で売りが広がり、2.63%に相当する940.60ポイント下落し、3万4863.72ポイントを記録しています。
IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数も2.2%に相当する319.33ポイント低下し、1万5525.83ポイントに達しています
S&P株価指数も、2.13%に相当する101.28ポイント低下し、4601.18ポイントに達しました。
欧州の株式市場も27日土曜、同様の状況を示し、大幅なマイナスを示しています。
英ロンドンFT100種平均株価指数(FTSE100)の先物指数は、3.64%に相当する266.34ポイント下落し、7044.3ポイントとなっています。
ドイツ証券取引所のDAX株価指数も、4.15%相当の694.94ポイント下がって1万5257.04ポイント、また仏パリ証券取引所のCAC40も4.75%相当の336.14ポイント下がって6739.73ポイントとなっています。
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