米NYでコロナ新変異株拡大、ブロードウェイも休演相次ぐ
12月 18, 2021 16:27 Asia/Tokyo
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米NYでコロナ新変異株拡大、ブロードウェイも休演相次ぐ
アメリカで新たなコロナ変異ウイルス、オミクロン株の拡大に警戒が高まる中、同国ニューヨーク市で同株の急速な感染拡大により、ブロードウェイではミュージカルの休演が相次ぐなど影響が広がっています。
NHKが18日土曜、報じたところによりますと、アメリカ・ニューヨーク市では今月に入り新型コロナウイルスの感染者が急速に増え、今月16日の時点で1日当たりの感染者の数が1万人を超えました。
こうした中、ブロードウェイでは人気ミュージカル「ハミルトン」や、クリスマスのショーなど複数の舞台で出演者の感染が確認され、休演が相次ぐなど影響が広がっています。
また、市内のウイルス検査所などでは順番待ちの長い列ができており、検査を受けに来たという女性は「知り合いが感染したので検査を受けに来ました。感染拡大の波がきていると感じます」と語りました。
CDC米疾病対策センターは、ニューヨーク州やニュージャージー州では新たな変異ウイルス、オミクロン株拡大の傾向について、感染者全体に占めるオミクロン株の割合は13%に上る、と推定しています。
また、ウイルスの検査で陽性になる人の割合は7.5%と高い水準となっています。
こうした傾向を踏まえ、ニューヨークのデブラシオ市長は自宅でウイルスの検査ができるキットを50万個、マスクを100万個準備し、来週以降、配布すると表明するなど、感染対策を強化しています。
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