英政府はいまだ植民地時代を夢想
12月 23, 2021 17:00 Asia/Tokyo
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英国旗
イギリスのNGOや慈善団体が、「イギリス政府はEUから離脱した後も、財政支援を口実に植民地時代の夢想に耽っている」としました。
IRIB通信によりますと、イギリスのNGO、慈善団体、労働組合など12の団体は書簡において、「イギリス政府は植民地時代への回帰を断念し、貧困諸国への”植民主義的”投資を終わらせるべきだ」と表明しました。
この書簡ではさらに、同国政府が中国政府と競り合い、貧困諸国において教育に必要な問題を解決するかわりに、自身の地政学的目的を追い求めていると警告しました。
イギリスのトラス外相は先月、”利益を同一にする諸国発展の機関”が”イギリス国際間投資”に名称変更されると発表しています。
書簡ではまた、「イギリスの新戦略と既存の外務省内機関の名称変更は、貧困諸国を援助する代わりに植民主義的投資と国内での利益追求を求めたものだ」とされています。
この報道によれば、中国政府はこれまでに1.5兆ドル(1.1兆ポンド)を150カ国の政府や企業に対する貸付けや投資につぎ込んでいますが、イギリスも、外務省の財政的なてこを用いて、アジアやアフリカ、カリブ海諸国へ投資を行いこれらの国々で雇用を創出することにより、自国の資本を増やそうとしています。
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