民間人が宇宙へ;宇宙旅行時代の到来を感じさせた2021年
12月 25, 2021 19:52 Asia/Tokyo
2021年は民間人を乗せた宇宙船が相次いで打ち上げられるなど、本格的な商用宇宙旅行時代の到来を感じさせる1年となりました。
特に今月、実業家・前澤友作さんらが、日本の民間人として初めて国際宇宙ステーションに滞在したのをはじめ、一般人の宇宙旅行が次々と実現し、2021年は民間宇宙旅行の「元年」となったといえそうです。
今年9月には、世界で初めて民間人だけで宇宙を“旅行”するスペースXのミッション「インスピレーション4」が成功し、4人のクルーが地球に帰還しました。
このミッションは短時間ではなく、3日間にわたる宇宙への旅を民間人だけで実現させたことになり、民間の宇宙旅行産業の始まりを告げる「号砲」と言っても過言ではありません。
これらの出来事は、常識にとらわれない民間による宇宙開発の進歩を示すものであり、宇宙開発市場はすでに40兆円、20年後には100兆円になると試算されています。
また日本でも、既存技術を生かしたロケットや月面探査車の開発など世界的に注目される企業も出現してきています。
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