12月 27, 2021 16:22 Asia/Tokyo
  • ベネズエラのマドゥロ大統領
    ベネズエラのマドゥロ大統領

ベネズエラのマドゥロ大統領が、自国の人々はアメリカの帝国主義と戦っているとして、「合法な我が国の政府は、イランと非常に良好な関係を築いている。私は近くイランを訪問することだろう」と強調しました。

マドゥロ大統領は、レバノンのアルマヤーディン・テレビとの独占インタビューにおいて、アメリカの対ベネズエラ制裁や、ベネズエラとイラン、パレスチナ、シリア、その他のアラブ諸国との関係などに関する自身の立場を説明しました。

続けて、イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師への心酔を語り、「イランを訪問するときはいつも、同師との会談を希望している。同師は賢く高い洞察力を持った人物だ」としました。

また、イランイスラム革命防衛隊ゴッズ部隊の故ソレイマーニー司令官の気高い人柄にも触れ、「人道は、同司令官に対する恐ろしい犯罪から教訓を得なくてはいけない」と述べました。

一方、ベネズエラ国民はアメリカおよびその同盟諸国の帝国主義による恐ろしい攻撃に対して抵抗しているとして、「わが国は経済分野で一歩ずつ、真の発展に向け進んでいる」と指摘しました。

そして、アメリカが同大統領夫妻に示した亡命という恥知らずな提案に触れ、「彼らは私に対し、ベネズエラ国民、(ラテンアメリカ諸国の協力・連帯を米国抜きで進めるとした)ボリバル主義の理想、チャベズ前大統領の遺産を裏切って、自国を米帝国主義に引き渡して反逆者になるよう求めた」と説明しました。

同大統領はインタビューの別の部分でパレスチナ問題にも言及し、「わが国のパレスチナへの支持は全面的なもので、永劫に続けられる」と述べました。

さらにシリア情勢について、「シリア軍と国民は、自国をほどなく昔の堅固で安定した状態に戻すことだろう」としました。

 


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