米で新型コロナの感染急増で専門家が警告、「日常生活に変化及ぼす」
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新年を迎えた米国では、かつてない速度で新型コロナウイルス感染症が急拡大する中、専門家らが「多くの米国人にとって2022年の最初の月は、日常生活で変化を被る事態となる可能性がある」として警鐘を鳴らしています。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
1月 02, 2022 17:58 Asia/Tokyo
  • 米での新型コロナの感染急増
    米での新型コロナの感染急増

新年を迎えた米国では、かつてない速度で新型コロナウイルス感染症が急拡大する中、専門家らが「多くの米国人にとって2022年の最初の月は、日常生活で変化を被る事態となる可能性がある」として警鐘を鳴らしています。

CNNが、米ジョンズ・ホプキンス大学の最新データとして報じたところによりますと、米国では昨年12月最後の週に1日当たりの新規症例数の7日間平均が少なくとも4度、最多を更新し、先月31日には1日の感染者数が38万6000人を超え、過去最高となったと報告されています。

こうした事態はすでに同国で混乱を引き起こしています。

その例としてニューヨーク市では都市交通局が職員の配置に関する問題に苦慮し、地下鉄の3路線が運行停止となっているほか、医療サービスは過去数度の感染拡大ですでに疲弊している上、新たな感染者数の増加によって再び人手不足に見舞われており、すでに影響が感じられる状況に陥っています。

またオハイオ州では医療施設が職員の不足に苦慮する中、マイク・デワイン州知事が12月29日、州兵約1250人を配置すると発表しました。

さらに同日には、感染者数の増加を受けてオハイオ州シンシナティ市消防局の職員が不足したため、市長が緊急事態を宣言しており、もし職員の配置問題に取り組まないままでは、初動の対応水準が「相当損なわれる」ことになる、と言われています。

現在、アメリカでは休暇シーズンを通して多数の航空便がすでに、職員や乗員が病欠する中、欠航もしくは遅延を強いられています。

米連邦航空局は31日、新型コロナ感染症の陽性反応を示した従業員数が増加しているとし、「安全性を維持するため、一部施設では交通量が制限され、その結果として繁忙期の間に遅延を生じさせる可能性がある」と表明しました。

 


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