英ガーディアン紙、「次期米選挙でのクーデターの危険はトランプ政権時代より大」
1月 05, 2022 15:50 Asia/Tokyo
イギリスの新聞ガーディアンが、「アメリカ共和党は次期選挙を弱体化させており、2024年でクーデターが発生する危険が非常に高い」と報じました。
ガーディアンは記事において、「米共和党は、2020年の選挙で敗北したために、次回の選挙での巻き返しを狙い、あらゆる対策を行っている。彼らは現段階で、戦いの手を緩めてはならず最後の瞬間まで目的に向かって戦うべきだと考えている」と報じています。
この記事ではさらに、「トランプ前大統領が2020年大統領選のかく乱を試み、また彼の支持者らによる国会議事堂襲撃をもっての政治体制のかく乱を試みてから1年が経過するとともに、これまで以上にアメリカの政治でこの先のクーデター発生の危険が感じられる」とされています。
そして、「共和党が、自らの思惑とする結果が得られるまであの手この手を使って食い下がってくることは間違いない。だからこそ、2024年の選挙は前回の選挙より危険なものとなる」としました。
加えて、アメリカの政治の今後におけるトランプ支持派による「穏やかな反乱」について報じ、「トランプ論理に追従する人々は全員、次回の対決に向けて着々と準備を進めている」としています。