オバマ大統領、反米デモの中、広島入り
May 27, 2016 21:38 Asia/Tokyo
広島では、27日金曜、大規模な反米デモが行われました。
フランス通信によりますと、アメリカのオバマ大統領は、27日、日本の人々が反米スローガンを叫ぶ中、広島入りしました。
この訪問に合わせ、日本の人々は、アメリカ大統領に対する怒りや嫌悪を明らかにしました。
アメリカの現職大統領による初めての広島訪問は、この町の人々の古傷をうずかせています。
オバマ大統領は、現職大統領として初めて、広島を訪問しました。広島への原爆投下で亡くなった人の数は、14万人と言われています。
オバマ大統領は、広島の原爆死没者慰霊碑に献花し、「71年前、空から死が降った」と語りました。
オバマ大統領は、広島で、安倍総理大臣と共同記者会見を行い、「我々は世界の大量破壊兵器の廃絶に向けて努力し、過激派のこの種の兵器の入手を阻止すべきだ」と語りました。
この会見で、謝罪の言葉はありませんでした。
アメリカは、世界で唯一、人類に対して核兵器を使用したことのある国です。
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