アフリカ・ニジェールでテロ攻撃により21人が死亡

西アフリカ･ニジェールの治安筋が、同国とブルキナファソの国境付近で発生したテロ攻撃により、警察官2名を含む21人が死亡したことを明らかにしました。

フランス通信が17日木曜、報じたところによりますと、ニジェールの治安筋は、隣国のブルキナファソに近いニジェール南西部ティラベリでテロ組織がバスとトラックを攻撃した、としています。

ニジェールの地元筋および治安筋の発表によりますと、このテロ攻撃でさらに多数が負傷したということです。

同国では先月24日にも、西隣のマリとの国境近くで起きた2回のテロ攻撃で18人の民間人が殺害され、複数の欧州各国軍との協力で19人のテロリストが死亡したと報じました。

2017年から非常事態宣言が出されているニジェールのティラベリ地域は常に、ナイジェリアのボコ・ハラムなどのテロ組織による攻撃を受けています。

ニジェールのテロ組織は、2021年に民間人に対して多数の攻撃を行い、そのうちのひとつでは69人が殺害されました。

ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。