国連、「ウクライナで民間人９００人以上が殺害」

国連人権高等弁務官事務所の最新統計によると、ロシアによるウクライナ攻撃開始から２１日月曜までに、９２５人の民間人がウクライナで殺害されたということです。

ロシアのプーチン大統領は先月２４日未明、ウクライナ東部ドンバス地域当局者らからの同意書に基づいたロシア軍派兵要請を受けて、同地域への進軍開始を国営テレビでの演説で明らかにしました。

米ＣＮＮによりますと、殺害されたウクライナの民間人のうち１１人が女児、２５人が男児、その他３９人が性別不明の子供だったということです。

国連人権高等弁務官事務所はまた、１４９６人がウクライナで負傷したとしています。

同事務所の声明では、記録されている民間人死者の大半は、大型砲弾、多目的ロケット弾、空爆、ミサイル攻撃といった、多方面に影響が出る武器を用いた結果によるものだとされています。

また、実際の死者数はこれよりも著しく多い可能性があるとしています。

ウクライナに対してロシアの攻撃が行われる中、各国はロシアに対して制裁発動や外交圧力、脅しかけなどの動きをさらに強めています。

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