ロシア・フィンランド間の最終直通列車が到着 今後は運行停止に
3月 28, 2022 16:00 Asia/Tokyo
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ロシア・フィンランド間の最終直通列車が到着
フィンランドの首都ヘルシンキの鉄道駅に現地時間27日午後7時すぎ、ロシア・サンクトペテルブルク発の高速列車「アレグロ」が到着しました。
フランス通信によりますと、アレグロの運行は28日以降、停止されることになっているため、ロシアとEU圏を直接結ぶ最後の列車となりました。
ロシアがウクライナに侵攻して以降、西側の制裁で移動手段が断たれる前に出国しようとするロシア人がアレグロに殺到し、乗車券は常に完売状態で、直近の乗客数は1日当たり約700人に上っていました。
乗客のひとりで、モスクワ出身でヘルシンキ在住のアレックスさんは、「猫を連れてきたのでもう戻る理由はない。大切なものは全部持ってきた」と語りました。
また、母親と乗車していたポルトガル人大学生のイバンさんは、イースター休暇で留学先のモスクワからポルトガルに一時帰国する途中で、数週間後には試験のため大学に戻る予定ですが、「どうやってモスクワに戻るかは分からない。状況を見守りたい」としました。
航空業界でもロシア・欧州間の直行便は運航を停止しており、ロシアを出国する人は現在、トルコやセルビア経由の航空便を使うか、陸路での移動を余儀なくされています。
フィンランド鉄道は政府の要請で、ロシアに滞在するフィンランド人が退避できるよう、先月24日の侵攻以降も運行を継続していましたが、政府は今月24日に、厳しい対ロ制裁を考慮すれば「運行継続はもはや適切ではない」と通達し、これを受けて運行停止が決まりました。
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