リビアの空爆犠牲者遺族が元米空軍基地司令官を相手に訴訟
4月 06, 2022 14:50 Asia/Tokyo
2018年11月に米軍がリビア南部に対して行った空爆による民間人犠牲者11人の遺族が、伊シチリア島の米軍基地司令官を相手に訴訟を起こしました。
スカイ・ニュース・アラビアによりますと、この遺族らは米空軍基地のイタリア人元司令官を相手に訴訟を起こし、空爆に関与した責任について説明するよう求めました。
この空爆では、リビアの民間人11人が犠牲となりました。
遺族らはシチリア検察に対して、この攻撃に関与した Gianluca Chiriatti元司令官と空爆に関与したその他のイタリア人高官らについて捜査するよう求めています。
USAFRICOM・米アフリカ軍司令部は以前、2018年11月29日にリビア南部ウウェイナト市近郊に正確な空爆を行ったとしていました。当時、米軍は民間人の犠牲者については言及せず、この攻撃でテロ組織・アルカイダのメンバー11人が死亡、および自動車3台が破壊されたとしていました。
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