米誌が2022年の世界長者番付を発表

米経済誌フォーブスが、最新となる2022年版の世界長者番付を発表しました。

イルナー通信によりますと、「世界長者番付2022」には、合計で12兆7000億ドルの資産を保有する2668人の億万長者の名前が挙げられています。

今回の番付では、米テスラ社CEOのイーロン・マスク氏が2190億ドル（約27兆1560億円）で、保有資産額トップとなりました。マスク氏は、テスラ社の株が33％上昇したことで、資産を680億ドル増やしています。

2位になったのは、1710億ドル（約21兆2040億円）を保有する米アマゾン創業者のジェフ・ベゾス会長です。同社の株が3％下落し、さらに寄付を増加させたことによって60億ドル資産を減らした同氏は、前年まで4年連続ついていたトップの座を明け渡しました。

3位につけたのは、仏高級ブランド「ルイヴィトン」「クリスチャン・ディオール」などを展開するLVNHのベルナール・アルノー会長です。同氏の資産は昨年に80億ドル増加し、1580億ドル（約19兆5920億円）となっています。

これに続く4位と5位は、米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏（1290億ドル、約15兆9960億円）、投資家のウォーレン・バフェット氏（1180億ドル、約14兆6320億円）となりました。

フォーブス誌によれば、世界の億万長者の総資産額は、過去最多を更新した前年調査から4000億ドル減少し、12兆7000億ドル（約1573兆7078億円）となっています。

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