4月 17, 2022 19:37 Asia/Tokyo
  • ウクライナは自らの軍事的敗北を隠蔽
    ウクライナは自らの軍事的敗北を隠蔽

ロシア国防省が、「これまでにウクライナ兵および外国人傭兵が、2万3000人以上死亡した」と発表しています。

ロシアは、ウクライナ東部ドネツクおよびルガンスク両地域の親ロシア派を支持する中、今年2月24日からウクライナでの特殊軍事作戦を開始しました。

ロシアは、「ウクライナでの特殊軍事作戦は開戦を意味しておらず、世界レベルでの対戦を未然に防ぐための措置である」と表明しています。

ロシアはこれまでにも繰り返し、ウクライナ東部の親ロシア派・ロシア系住民に対するウクライナ軍の攻撃や人権侵害への無関心、および同国への武器送付(同国の武装化)に関して、西側諸国に警告していました。

ロシアのニュース局ロシア・トゥデイによりますと、ロシア国防省のコナシェンコフ報道官は17日日曜、「これまでにウクライナ側の兵士2万3367人が死亡しており、そのうち4000人以上は同国南東部マリウポリで命を落としたナチ派と外国人傭兵だ」と表明しています。

また、ゼレンスキー・ウクライナ大統領が自国軍の敗北の数々を隠蔽しているとして非難し、「彼はウクライナ国民にこれを告げることを恐れている」と語りました。

そして、「ロシアは、ウクライナ側の犠牲者に関する当係(統計)数を把握しており、近くこれに関する詳細が発表されるだろう」と述べています。

ゼレンスキー大統領は15日金曜、CNNとのインタビューで、紛争開始以来2,500人から3,000人のウクライナ軍(兵)が死亡した一方、ロシア軍犠牲者の数は2万人を超えていると述べました。

ウクライナでの紛争が2か月近く続いている中、ロシアは先週、アメリカ当局への外交文書において、アメリカがウクライナへの資金・軍事的支援を通じて戦争を長引かせ、より多くの兵士を死亡させたとして非難しています。

 


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