欧米で原因不明の肝炎あいつぐ 日本では今のところ報告なし
4月 20, 2022 19:41 Asia/Tokyo
-
欧米で原因不明の肝炎あいつぐ
欧米では今月に入ってから、未成年者を中心に原因不明の肝炎の発症が相次いで報告されています。
AFP通信によりますと、ECDC・欧州疾病予防管理センターは19日火曜、この原因不明の肝炎が、デンマーク、アイルランド、オランダ、スペインで新たに確認されたとする報告を発表しました。英BBCによると、ECDCは症例件数は公表していないということです。
また、米アラバマ州の保健当局も、州内で1歳から6歳の子供9人に発症疑いがみられると発表し、うち2人は肝移植が必要となるほどの重症だったということです。
WHO・世界保健機関によると、この肝炎は今月5日に英国で初めて確認されました。同国での症例はこれまでに各国最多の84件にのぼっています。そのうち患者6人は重症のため、肝移植手術を受けたということです。
これまでの報告では、患者は主に10歳以下の子供で、黄疸や下痢、嘔吐、腹痛などの症状がみられるということです。英保健当局は、同国の患者からは従来型のA~E型肝炎ウイルスは検出されておらず、原因は不明としいています。
ECDCも、この肝炎と新型コロナウイルスの関連は確認できていないとしており、患者の間でも食生活などの共通点はみられず、調査を続けています。
この問題について日本政府は、松野官房長官が20日水曜の会見で、「日本では現在までに報告はされていない」とした上で、引き続き情報収集に努めると述べました。
タグ

