露大統領、ロシア軍によるマリウポリ完全掌握に反応
https://parstoday.ir/ja/news/world-i96570
ロシア軍が、アゾフスターリ製鉄所以外のウクライナ南東部マリウポリ市を掌握した一方で、プーチン・ロシア大統領がこの製鉄所の包囲を強調しました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
4月 21, 2022 20:09 Asia/Tokyo

ロシア軍が、アゾフスターリ製鉄所以外のウクライナ南東部マリウポリ市を掌握した一方で、プーチン・ロシア大統領がこの製鉄所の包囲を強調しました。

ロシアのニュース局ロシアトゥデイによりますと、プーチン大統領はウクライナ領内にいるロシア軍に対し、アゾフスターリ製鉄所への攻撃作戦を中止した上で、製鉄所への包囲を続けるよう命じました。

また、「ロシアは、この製鉄所から退去するウクライナ軍の生命を保証する」と強調しました。

ロシアのインターファクス通信は、「ショイグ・ロシア国防大臣は21日木曜、プーチン大統領との会談で、およそ2000人のウクライナ民兵が立てこもっているアゾフスターリ製鉄所以外のマリウポリ市内は、ロシア軍に占領されている」と報じています。

ショイグ大臣はまた、「ロシアはマリウポリから民間人14万2000人以上を退避させている」と述べました。

ショイグ大臣によりますと、現在マリウポリ市内の状況は平穏で、民間人が帰還する可能性を整えているということです。

伝えられるところでは、プーチン大統領はロシア軍に包囲されているアソフスターリ製鉄所への攻撃に向けた初期段階の計画が、必ずしも必要ではないとの理由から取り消したとされています。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram    Twitter    urmediem