4月 23, 2022 19:22 Asia/Tokyo

アメリカのバイデン大統領が、誰もいない場所に握手の手を差し出して各メディアやインターネットをにぎわせて1週間となる23日土曜、ワシントン州シアトルで再び空想の人物に手を伸ばしました。

バイデン大統領は、現在の地位に就く以前から、認知症ではないかという憶測が共和党員から繰り返し提起されていました。さらに、同氏が大統領就任以降に数々の失態をさらしたことから、米国民や当局者らの間では、同氏の大統領業務の遂行能力についての懸念が高まっています。

ファールス通信によりますと、バイデン大統領は23日金曜、シアトルで行った演説の最後で聴衆に挨拶した後、振り返って握手の手を伸ばしましたが、そこには誰もいませんでした。

同大統領は、さらに体を回して再び誰もいない空間に手を伸ばしました後、笑顔で聴衆の方に振り返り、清聴に感謝を述べました。

バイデン大統領は先週にも、ノースカロライナ州で行った演説の最後で、近くに誰もいないにもかかわらず、握手のために手を伸ばしていました。

一部のインターネットユーザーは、これをバイデン大統領のパフォーマンスの一種としましたが、一部の者は、同氏が注意力を失ってていると受け取っています。

トランプ米前大統領は、バイデン氏のこのような行動を理由に、同氏の思考能力が低下していると常に槍玉にあげてきました。

ロシアのニュースサイト・ロシアトゥデイによりますと、米共和党のランド・ポール上院議員は以前に、バイデン大統領の思考能力が低下したように見えることを「国家の安全にとって危険」だと語り、ウクライナ戦争を「世界大戦」に変えてしまう可能性があるとしました。

その前にも、アメリカのニッキー・ヘイリー元国連大使が米FOXニュースの番組「The Guy Benson Show」での対談において、「もしバイデン大統領が自国を愛しているなら、その職務から去るだろう」と述べています。

その前にも、アメリカのニッキー・ヘイリー元国連大使が米FOXニュースの番組「The Guy Benson Show」での対談において、「もしバイデン大統領が自国を愛しているなら、その職務から去るだろう。なぜなら、対外政策の状況がこの上なく危機的だからだ」と述べています。

同氏はさらに、バイデン大統領の失態が続く中、自国の高齢政治家が政府の職に残るために記憶力を測る特別なテストを受けさせることを提案していました。

 


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