米連邦政府機関、「中国が米の食農産業を脅かす」
May 30, 2022 16:44 Asia/Tokyo
米連邦政府のある機関は、中国による食糧安全の確立に向けた措置および、農業分野における同国の政策は、米にとっての脅威とみなされうる、と主張しています。
イルナー通信によりますと、この問題は、米の農業における中国の利益の調査に焦点を当てた、米中経済・安全保障再検討委員会の報告で提起されたものです。
同機関の関係者は、「中国系企業は、食品サプライチェーンを弱体化させ、バイオ戦争でアメリカの遺伝子組み換え農産物を標的にしようとしている」としています。
バイデン米大統領は就任以来、中国への圧力や制裁行使を目的に、トランプ前政権の対中政策を継続しており、その結果、米中関係は依然として緊迫状態にあります。