ウクライナ南東部マリウポリから、ロシア軍の制圧以来初の貨物船が出航
6月 01, 2022 00:10 Asia/Tokyo
ロシア南部軍管区広報部は、ウクライナ南東部マリウポリ港から、ロシア向け金属製品を積んだ貨物船1隻が出港した、と発表しました。
ファールス通信によりますと、同軍管区広報部は31日火曜、声明の中で、「金属製品を積載した貨物船は護衛艦が守る中、ロシア南部ロストフに向けマリウポリを出港した、としています。
ウクライナは、ロシア軍に制圧されて以来、マリウポリの港から船舶が出航するのは初めてのことです。
最近、ロシア外務省のザハロワ報道官は、ロシアが黒海およびアゾフ海での外国籍船舶の出航を阻止している、とする西側の主張を根拠のないものだとして、「わが国は連日、人道用の海路を開けているものの、ウクライナの政府当局はこれに関する協力を控えている」と語りました。
この貨物船は金属製品をロシア東部に移送するため、今月27日、マリウポリの自由港湾に入国しました。ウクライナはこの行動を略奪行為としています。
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