米国で、人種差別により黒人市民が麻薬の最大犠牲者に
6月 09, 2022 20:47 Asia/Tokyo
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米国での人種差別
様々な統計から、アメリカでは黒人市民らが社会的な弊害を受けやすいことから、他の市民より麻薬過剰摂取の犠牲になっています。
フランス通信は記事の中で、「昨年、米ワシントンDCで、426人の市民が麻薬の過剰摂取により死亡しており、この数字は2014年に比べて5倍に増加している。また、この犠牲者の85%を黒人が占めている」としています。
また、ワシントンで行われたある調査の結果、全米で2010年には、麻薬の過剰摂取により死亡した黒人は白人の2倍にも及び、2019年までで10倍にも増加していたことが明らかになりました。
専門家らはこの統計を分析する上で、「黒人はより弊害を受けやすい傾向にある。これは、彼らが収入がより少なく彼らを支援できる源へのアクセスも制限されていることによる」としています。
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