トランプ米前大統領、「米のウクライナ政策は世界大戦を引き起こす」
(last modified Sat, 18 Jun 2022 10:00:59 GMT )
6月 18, 2022 19:00 Asia/Tokyo
  • ドナルド・トランプ元米大統領
    ドナルド・トランプ元米大統領

ドナルド・トランプ元米大統領が、「現政権のウクライナ政策は世界大戦を引き起こす」と語りました。

ロシア・スプートニク通信が18日土曜、報じたところによりますと、トランプ元大統領は米テネシー州ナッシュビルで開催した支持者向けの集会で、「我々は慎重であるべきだ。というのも、やり方次第では新たな世界対戦で事態を終えることになるからだ」と述べています。

また、「仮に自身が大統領職に留まっていれば、ウクライナ危機は避けられた」と指摘し、米国の対応次第でウクライナ危機は第3次世界大戦に発展する可能性があると警告しました。

さらに、米国はウクライナに合わせて560億ドル(7兆5570億円)という巨額予算を拠出している一方、欧州による支援額は極めて限定的であるとして、これを批判しています。

ロシアのプーチン大統領は今年2月21日、同国の安全保障上の懸念を無視したとして西側を批判し、ウクライナ東部ドンバス地域のドネツクとルガンスクの人民共和国としての独立宣言を認めました。

その3日後となる24日、プーチン大統領はウクライナに対する「特殊軍事作戦」を開始し、これによりロシアとウクライナの緊迫した関係は軍事衝突へと発展しました。

ウクライナでの戦闘は、現在も依然として続いています。
 


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