12月 06, 2016 23:20 Asia/Tokyo

今週の金曜広場もお楽しみください。

さて、中村さん、私は先日、テヘランが急に寒くなって風邪をひいてしまったのですが、中村さんにおいしい日本食を作っていただいて、そのおかげですぐに回復してしまいました。特にサトイモや昆布の入った煮物、カブときゅうりのお漬物、茶わん蒸し、本当においしく頂きました。イランにある食材で工夫された日本食。それに、普段は一人で食事をしているので、ご家族の皆様と一緒に楽しく食事ができたのも本当によかったです。どうもありがとうございました。

中村

いえいえ、とんでもございません。風邪を引いているとうかがったので、カブは必須だろうなと思ったのと、あとは一緒に暖かい食事をいただいたのでそれが一番だったのでしょうか。何にしても早くよくなってよかったですね。

芝田

おかげさまで、ありがとうございました。

 

●リスナーより

「やっと涼しくなり、秋の気配が感じられる季節になりました。松茸をスーパーなどで見かけると、特に感じます。イランの季節が分からないので、頭に浮かんできませんが、いろいろ楽しいことがあるのでしょうね」

 

●ラジオより

芝田

お便りありがとうございました。お便りなので、ちょっと時期が前のことになるのですが、日本の秋の食材、懐かしいですよね。

中村

そうですよね。今年の夏は日本に里帰りしたのですが、9月もはじめになるともう秋の食材が出てくるんですよね。特に、菓子パンなどで、栗やさつまいもを使ったものが出てくると、秋だなーと思います。イランでは、栗はもうちょっと寒くなってから中国産のものが出回ります。さつまいもは一般には売られていなくて、外国の食材を扱ったスーパーや、あとは作っている人から直接まとめ買いすることになりますね。こちらの栗、芝田アナは食べたことがありますか?

芝田

ありますよ。中国産のものですよね。2月ごろに出回ると記憶していますが、日本人の感覚だと変な時期だなと感じました。以前、イランのお隣の国、トルコに行ったときにも、真冬に焼き栗が売っていました。中村さんは、イランで売っている栗、食べたことはありますか?

中村

ありますよ。焼いた栗はおいしいです。

芝田

お便りには、イランの季節がよく分からない、とありましたが、先日、テヘランで雪が降りましたよね。そのときの写真を友人に送ったら、イランでも雪が降るんだね、と驚かれました。やっぱり日本人には砂漠の国という印象があって、イランにも四季がある、雪が降る、というイメージはないようですね。

中村

そうなんですよね。イランは広いですから寒いところも暑いところも両方あるんですね。テヘランは山の上にあるような街なので、だから冬は気温が下がって雪になることが多いのでしょうね。私が生まれ育ったのは海沿いだったので、雪が降っても飛ばされてなかなか積もらなかったんですね。それがこちらへ来たその年に記録的な大雪だったそうで、スコップを持って屋根の雪下ろしを手伝いました。だいたい毎年一度は雪が積もりますが、雪が積もるといろんな人が雪だるまを作って、SNSに載せていますよね。なかなか楽しそうです。

 

●リスナーより

「寒くなると行きたくなるのは温泉で、食べたくなるのはおでんです。イランでの冬ならではの食べ物をご紹介いただけませんでしょうか」

 

●ラジオより

芝田

中村さん、何か思いつくものはありますか?

中村

はい、冬になると屋台のようなものが出るのですが、そこではビーツをゆでたものや、空豆をゆでたものを温かくして売っています。他には、最近出てきたものでメキシカンコーンとでも言うのでしょうか、輸入物のスイートコーンをゆでて温かくして、それにドレッシングやハムなどを混ぜて食べるものがありますね。それまでトウモロコシはそのままを炭火で焼いて塩をかけて売っていましたがこれは夏の食べ物でしたよね。わたしはおでんも食べたくなるのですが、コンビニの肉まんが無性に食べたくなることがあって、仕方がないので自分で作って食べています。

芝田

確かに私も、肉まん恋しくなりますね。イランでは日本で簡単に手に入る食材が、なかなか手に入らなかったりしますが、そういうときは、触感が似ているもので代用したりして、工夫しなければなりません。中村さんはよく和食を作っていらっしゃいますよね。アイデアを少し、ご紹介いただけますか?

中村

そうですね、手に入らないと言っても素材が手に入れば、何とか作ることができますね。たとえばこちらのバザールには生の大豆が売られているのでそれを買って、日本からにがりを買ってきて豆腐を作ったり、豆腐を作れば、薄く切って揚げればおいなりさんになりますし、厚く切って揚げれば厚揚げ、少し水を切って冷凍すれば高野豆腐ができます。また豆腐を作ったときに出るおからもいろんなものに少しずつ混ぜて使っています。こんにゃくも日本からこんにゃくの元を買ってきてこちらで作ったりします。お味噌も去年、麹菌を日本から買ってきて米麹を作り、大豆と一緒にして1年かけて作りました。後は干し椎茸やひじき、わかめなどの乾物はこちらでも手に入るときがありますからできるだけ買うようにしています。小豆あんは、小豆を日本から持ってきてまとめて作って冷凍保存、白あんは、白インゲンがこちらでも手に入るのでそれを使って作ります。

芝田

いやあ、私にはとても真似はできません。

 

●リスナーより

「ラジオ日誌で、上野スタッフが、お国での配車アプリについて書いていました。便利な世の中になりましたね。一体人間の利便性の追求は、どこまで続くのでしょうか。科学の向上の目的が結局は経済性、金儲けを目的にするならば、ある意味では悲しむべき現状ではあります」

 

●ラジオより

芝田

お便りありがとうございます。この配車アプリ、中村さんは使ったことはありますか?

中村

私はありませんが、娘が便利なアプリがあるよと教えてくれました。ラジオ日誌で取り上げようと思っていましたが、上野さんに先を越されてしまいましたね。

芝田

そうだったんですね。私もほとんど使わないのですが、いわゆるテレフォンタクシーと呼ばれる、ドアツードアのタクシーを呼ぶときに、代金を多く取られるのが防げたりするアプリですね。最近ではずいぶん改善されましたが、イランでは商品やサービスの値段が表示されておらず、言い値で決められることが多いので、これはとっても便利です。いつも利用しない場所に行くときなど、料金の目安が分かります。

ところで、利便性の追求と言えば、イランの地下鉄でも、どこのドアが、どこの駅の出口に近い、という表示がありました。あれはちょっと驚きました。日本だけかと思っていたのものですから。

中村

へええ。イランでも少しずつ便利になってきているんでしょうね。

芝田

でも乗換の駅の構造なんかが、日本とはだいぶ違うんですよね。私は乗り慣れていないので、先日、久しぶりに地下鉄を利用したのですが、階段を昇って降りたら、また同じホームだったり、周囲に男性しかいなくて、もしかしたら男性専用車両なのかと疑ったり、ずいぶん苦労して目的地に着きました。

中村

私はほとんど地下鉄に乗ったことがないのでよく分かりませんね。地下鉄も実は路線アプリがあるそうですね。地下鉄の会社がBRTという路線バスも運行しているので、目的地までどの地下鉄やBRTを使えばいいかが分かるものだそうです。娘が大学に通い始めたころ使っていたそうです。

 

●リスナーより

「今日からの短波放送の復活と再放送継続は、私たちリスナーにとって大変、うれしいことであり、ここにおめでとうございますと申し上げます。これからも貴局のインターネットサイトのparstodayと共に短波放送を楽しんでいきます」

さて、短波放送の復活については、神奈川県中郡の関本まさるさんからもこんなお便りが届いています。

 

●リスナーより

「金曜広場を聞きたくて、先週、ダイヤルを合わせましたが、受信状態が悪くて聞けませんでした。私はインターネットをしていないので、パソコンでの貴局の聴取はできません。BCLをやっている人でインターネットで外国語放送を聞く人は少数派の少数です。画像がないので海外放送をふつうは見ませんし、聞かないでしょう。再びイランに興味を持っています」

 

●ラジオより

芝田

ということでした。お二人とも、ありがとうございます。さて、中村さん、多くのリスナーからご要望のあった生放送の短波による放送、復活しましたね。

中村

本当によかったですよね。かなり多くの方々から短波を復活してほしいという要望があって、それにIRIBが応えたということなんでしょうね。

芝田

ただ、残念ながら、あまり受信状況はよくないようです。その中で、必死にダイヤルを合わせて聴き取りながら送ってくださる受信報告です。短波放送復活の一方で、IRIBでは、時代の流れに合わせて、というのでしょうか。parstodayのインターネットサイトで、音声と同時に、画像や映像を通して、イランの情報をお伝えしていこうという方針です。

私も番組を翻訳していて、これは画像があったら分かりやすいのに、という内容も多いです。さらに詳しく知りたい方のために、インターネットでも番組の内容をご紹介していますので、ぜひ、ご覧ください。