2016年12月30日(北川・芝田)【音声】
(北川)さて、今回の金曜広場は2016年最後の金曜広場になるわけですが、今年を振り返ってみて、早い!新幹線どころかジェット機のように過ぎ去ってしまったとしか思えませんが、今年を振り返ってみて、どんな年でしたか。私自身は、2016年はとにかく体の不調がこれまでになく多かった年で、無理の利かない年齢になったことと、健康維持の重要さを身にしみて実感したという年でした。
(芝田)私にとってもあっという間の一年でした。年を取っていくのもしみじみ実感します。やろうと思っていたことを後回しにした結果、ずいぶんと溜まってしまったことが多かったです。来年はやるべきことは明日に回さない、すぐに済ませる、という決意で臨もうと思っています。最近、大掃除をしてようやく終わったのですが、新しい年は、ちょっとすっきりして迎えることができそうです。
●リスナーより
冬になるとミカンやリンゴをよく食べますが、イランではどのような果物をこの時期によく食べますか?
●ラジオより
(北川)さて芝田さん、最近ネットで見た話なんですが、イランの冬の果物の中で、2013年のある果物のイランの生産量は日本についで世界第7位なんだそうです。この果物、なんだかわかりますか?
(芝田)今お便りにあった“ミカン”ですか? りんごの消費量も多いと思いますが。うーん、何でしょう?
(北川)はい、ミカンなんです。ミカンはイランでも食べられているんですね。そのほか、この時期、八百屋に行くと見かけるのは、それから柿ですか、そしてザクロといったところですが、冬至の夜に当たるシャベ・ヤルダーでは、スイカも食べますよね。
●リスナーより
芝田さんが「ペルシャじゅうたん」の製作をされていることをお聞きし、その際のしぐさ(製作しながら眺める)が、目に浮かびました。趣味と実益を兼ねた有意義な時間ですね。
●ラジオより
(北川)さて、以前の金曜広場でもペルシャ絨毯づくりに関するお話があったと思います。絵画のような絨毯を織っているという話をお聞きしましたが、さて、その後、絨毯は完成しましたでしょうか?
(芝田)それが、いったん休憩してしまった後、しばらくそのままです。大きさはだいたい縦が40センチ、横が70センチで、あと10センチほどで完成ですが、そこから先が進みません。
(北川)今織られている絨毯で、大体1日どのくらいぐらい進みますか?
(芝田)そうですね。一列を織るのに1時間くらいかかります。色の種類が多いので、ちょっと時間がかかるんですね。1日3時間ほど座っても、2列か3列織れるかどうかです。何センチというよりも、何ミリという単位ですね。
(北川)おり方について、簡単に説明してください。
(芝田)そうですね。大まかに言うと、縦糸に色のついた糸を結びつけていき、一段織るたびに、横糸で補強していきます。縦糸に番号がついていて、図面にしたがって色の糸を結び付けていくと、模様ができあがるわけです。
(北川)絨毯織りで大変なことって、何でしょう?
(芝田)うーん、作業が細かいので、目や腰が疲れることですかね。ずっと同じ姿勢でいることになるので。
(北川)次回は、どんな絨毯を織ってみたいですか。
(芝田)もう少しサイズが大きくて、シルクの糸がたくさん使われている絨毯を織ってみたいと思っています。シルクはつるつるすべるので織りにくいのですが、出来上がったときの色の出方が非常にきれいです。
●リスナーより
イランでのロックグループの紹介には、びっくりしました。伝統音楽を大切にしつつ、幅広い音楽があることを知りました。コンサートなども開催されるのでしょうか。
●ラジオより
(北川)ロックアーティストのコンサートはミーラード・タワーのコンサートホールやIRIB近くの国際展示場のホールなどで、問題なく開催されています。特に近年、人気のアーティストのコンサートチケットは、日本のように発売開始するとすぐに売り切れるという話を聞いたことがあります。
●リスナーより
今日のラジオ日誌では福本アナがカレンダーについて書かれていましたが、イランでは一般的にカレンダーは購入するもののようですね。日本も今ではカレンダーを購入することが普通のことになってきましたが、かつては取引先の業者の方などから年末になるとサービスでいただくことが当たり前の時代があり、たくさんのカレンダーをいただいたものです。今でもこのようなことは少なからずあるのですが、めっきりと減ってしまいました。イランでは取引先の業者の方から、カレンダーをいただくことがありますか。
●ラジオより
(北川)会社がらみの付き合いではありませんが、私は毎年CDをいつも購入している音楽事務所から、ミニアチュールや昔の写真をデザインに使ったカレンダーをもらっています。これは私のデスクの後ろの壁にもはってあります。また、昔よく使っていた両替商から、そして通っていた音楽教室からも手帳型のカレンダーをもらったことがあります。ですので、日本のように取引先からカレンダーをもらうということはあります。ところで芝田アナは、カレンダーは毎年どこかで買ったものやもらったものを使っているのでしょうか?
(芝田)私は銀行やお店でもらった手帳型のカレンダーを使っています。結構立派なものもあって、日記も書けるような大きさのものです。壁にかけてつかったりするカレンダーはもらったことがありません。イランではイラン暦が使われていて、西暦とは休日などが異なるので、イラン暦のカレンダーも欠かせませんよね。
●リスナーより
うちは嫁さんがこたつをださないのでこたつみかんができていません。
インフルエンザの休みが終わり19日から仕事再開です。どれだけたまっているかちょっとおそろしく感じております。イランではインフルエンザはどうですか?
●ラジオより
(北川)インフルエンザにかかっていらしたとのこと、どうぞお大事になさってください。さて、芝田アナ、イランの人の間でもインフルエンザを懸念する声が聞かれますが、ここでも、日本ほどではないにせよ、インフルエンザがあるようですが、予防接種なども受けられるんですよね?
(芝田)私は知らなかったので中村アナウンサーに聞いたところ、インフルエンザの予防接種はないそうです。
(北川)そして、コタツですが、イランにもコタツがあるという紹介をインターネット上でもちらほら見かけます。金曜広場でもコタツの話をしたことがありますが、芝田さんはコタツを見たことがありますか?
(芝田)私はサーダーバード宮殿で見たことがあるだけです。初めて見たときには驚きました。イランでは、昔は家庭で使われていたと聞きますが、現在ではほとんど使っている家庭を見たことはありません。北川さんはどうでしょうか?
(北川)昔テヘランの下町の古い家で見たいことがあります。確か炭火を使って暖めるタイプでした。一般家庭ではヒーターなどの暖房器具がそろっていて、今ではあまり使われていないようですが、それでも、存在します。
(芝田)フーシュファルスタッフから教えてもらったところ、最近、SNSでイラン人の間でこたつが話題になっているようです。その中で、日本人はこたつを使うと言っているが、元々はイラン人のものだった、それなのにイラン人自身がこたつを忘れ、日本人がそれを製造して世界に輸出している、というのが、事実かどうかは別として、ジョークのように広まっているとのことでした。こたつが軽視されていることを、イラン人が嘆いていることから作られたものみたいです。