2017年2月24日(中村・芝田)【音声】
今週の金曜広場もお楽しみください。
●リスナーより
1月30日は曇っていますが、岡山はあたたかい朝でした。「愛の雨」が放送前後にかかっていますが、この雨は今ごろの雨なんでしょうか。
●ラジオより
中:この「愛の雨」という曲はイラン人の作曲家で指揮者でもあるナーセル・チェシュムアーザルと言う人が作った曲だそうで、この曲は彼の作品の中でも代表作とされているそうです。この人は映画音楽も作ったことがあるそうで、なんとなくこの曲も映画に使われるようなロマンチックな響きがありますよね。さて、私はこの曲を聴くといつも初夏の日本の雨の日を思い出してしまうのですが、芝田アナはいかがでしょうか。
芝: この曲はイラン国内のテレビでもよく使われていますが、初めて聞いたのが、滝の映像を背景にした天気予報だったので、そのイメージが残っています。
中:雨と言って思い出すのが、ホームシックです。イランに来てすぐは日本になかなか帰れないことや日本語をしゃべるところがなくて大変だったのですが、一番つらかったのは雨に濡れた土のにおいをかいだときですね。強烈に日本が恋しくなって、すぐにでも飛んで帰りたくなりました。無性に日本の湿気のある空気を吸いたくなったんです。芝田アナはこちらへ来てからホームシックになりませんでしたか?
芝:ホームシックというのは特になかった気がします。でも確かに、雨がほとんど降らないので、たまに降ったときには日本のことを懐かしく思い出したりしましたね。本当にイランに来たばかりの頃は、イラン人が雨の日を「いい天気」だと言うのがどうしても受け入れられなかったのですが、今では共感どころか、「あー今日は雨でよかった」などと思ってしまうこともあるから不思議です。
中:本当ですよね。雨が降るとほっとします。
●リスナーより
イスラムに興味を持ち、ペルシア語を学んで留学する3人の乙女のインタビューは毎回楽しく拝聴させていただきました。逆に日本に留学するイランの学生さんのそれも、とてもほほえましいですね。若いときの経験を生かして、両国の相互理解に尽力されますよう、お祈りいたします。
●ラジオより
中:芝田アナも大学時代、イランへ留学されたのですか?
芝:私は1ヶ月間だけでした。
中:留学の動機は?
芝:一度イランに旅行に来たときに、ペルシャ語がぜんぜん通じなかったので、きちんと現地で勉強してみたいと思ったことですかね。
中:テヘラン大学日本語学科からも毎年日本に留学する人がいるのですが、昔は日本語学科に入ってくる学生さんのほとんどが、コンクールの成績で仕方なく、と言う消極的なものだったのですが、最近では日本のアニメに興味を持って、と言う学生さんも増えてきました。他にも毎年一人くらいは日本とイランのハーフの方で、これまで日本語を学んでこなかったから興味があって、という人がいますし、小さいころ親が日本に留学していてそれについて行って日本の小学校教育を受けたことがあるという学生さんもいます。なかなかバラエティ豊かになりました。
芝:どれも昔に比べて世界が開けてきた結果のような気がしますね。
中:そうですね。学生の中には、アニメが好きで好きで、日本人が書くアニメそっくりの絵を書く子がいます。その子の将来の目的は日本でアニメを勉強することだそうです。
●リスナーより
世界中どこの都市にも中国レストランは存在するのですが、さすがお国では中国料理を扱う店はないようですね。豚肉抜きの中華料理は考えられませんから。
●ラジオより
中:1月6日の金曜広場では、イランに中華街があるかどうか、と言う話しが取り上げられていましたが、テヘランに中華街はありませんが、中国レストランはあるんです。芝田さん、ご存じですか
芝:はい、何軒か行ったことがあります。私が来たばかりの頃、十数年前ですが、ラーメンを頼んで出てくるのを楽しみにしていたら、麺がスパゲティで大きなショックを受けたことは、今でも忘れられません。今ではもうスパゲティではないと思うのですが、もうしばらく行っていないです。
中:私も何度か行きましたが、味付けが、割と単純だったのと、中華料理というと食材の豊かさも売りの一つだと思うのですが、やはりテヘランでは食材が手に入りにくいせいか、どの炒め物にも、にんじんとズッキーニが入っていたのでがっかりした覚えがあります。餃子もなくて、代わりに春巻きでしたね。お肉は、豚肉はもちろん出せないので、代わりに、鶏や牛肉で代用していたようです。中国でもイスラム教徒の多い地区では豚肉ではなく羊の肉を使っているらしいですね。