イランの現代詩人ソフラーブ・セペフリーの墓を見学
3月 18, 2017 15:55 Asia/Tokyo
先日、イラン中部にあるイランの現代詩人ソフラーブ・セペフリーの墓を見学してきました。
そこは、これまでに訪問したことのある地域の近隣、即ちバラ水の生産で知られるイスファハーン州カーシャーンの近郊の町、マシュハデ・アルデハールにあります。正確には、この詩人の墓は、預言者の末裔の1人とされるイマームザーデ・ソルターン・エブネ・ムハンマドバーゲルの霊廟内の一角に設けられています。ソフラーブ・セペフリーは、日本の現代詩人である相田みつをとほぼ同時期の詩人で、画家でもありました。彼の墓石の表面には、「もし私を訪ねてくるなら、ゆっくりと静かに来ておくれ、孤独な私という壊れやすいものが割れないように」との有名な句が刻まれています。今回は、さらにこの詩人の墓の近郊にある町ニヤーサルの滝と、さらに足を伸ばし、マルキャズィ州デリージャーンにある、7000万年の歴史を誇るナフジールの鍾乳洞も見学してきました。この3つの名所は、確か日本で出版されているガイドブックにも載っていなかったと思います。今後さらに、一般的にあまり知られていないイランの名所にもっと足を運んでみようと考えています。
3月18日 山口雅代
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