2017年4月7日(北川・芝田)【音声】
今週の金曜広場もお楽しみください。
●リスナーより
果物の干した食べ物は多いのでしょうか?子供のころ、ひいおばあちゃんの作る干し柿が思い起こされました。普段、干した果物を食べる機会がほとんどないのですが、イランではいかがですか?スーパーに行けば、「フルーツグラノーラ」もたくさん並んでおり、確かにレーズンほかの果物が入っています。果物を使った和食自体が少ないため、干した果物を食す機会も少ないのかもしれません。ご存知の通り、逆に魚の干物は豊富にあります。
●ラジオより
(北川)ドライフルーツですが、芝田アナ、イランは豊富ですよね。レーズンのほか、どんなドライフルーツがありますか?あとイランではどんな形で活用されていますか?
(芝田)イランは元々、フルーツの種類が豊富で、みずみずしくておいしいですよね。だからそれを干したものも本当に豊富で、お店でも簡単に手に入ります。私が好きなのは、アプリコット、白い桑の実、いちじくを干したものです。日本へのお土産にもよく買って帰ります。イラン人のおつまみみたいなものでしょうか。イラン人のお宅にお邪魔すると、テーブルの上にドライフルーツが並んでいることがよくあります。あとはフルーツの種もよく食べられていますよね。イラン人のおばあちゃんがスイカの種を炒って作ってくれたのを食べたことがありますが、できたてでおいしかったです。他にもかぼちゃやヒマワリの種などがよく食べられています。
(北川)そして逆にイランでは魚の干物がない、というわけではありません。たしかに一般的ではないものの、イラン北部には煙で燻製にした後で干した魚があります。これは、イラン北部の料理を出すレストランで、バガリガートクという卵とソラマメのシチューの上に、蒸した形でだされたことがあります。塩気が非常に強いので、ほぐしてふりかけみたいにして食べます。
(芝田)ほぐして食べるんですね。私も一度、食べたことがありますが、本当にしょっぱくて塩の味しかしませんでした。
●リスナーより
こちら日本では今、ワールドベースボールクラシックの野球大会で盛り上がっています。イランはレスリングやサッカー、バレーボールなどの活躍で知られていますが、私の思う限り、野球で話題に上ったことがないと記憶しています。イランでの野球に対する認知度やスポーツ人口はどのようなものでしょうか。
●ラジオより
(北川)さて、ダルビッシュ選手などの活躍が日本でも伝えられているわけですが、ほかの中東諸国同様、イランでの野球の認知度はまだそれほどでもなく、あるイラン人の友人はチャールズ・ブコウスキーの小説で出てきたことだけしかしらず、ベースボールってどんなスポーツだと私に質問してきたことがあります。ただ、イランにも野球の代表チームがあると聞いたことがあるのですが、野球に関して、日本がグローブやバットなどを提供したということを聞いたことがあります。
(芝田)一応、野球連盟はあるみたいです。お父さんがそこの会長だというイラン人に会ったことがあります。男女の兄弟だったのですが、お兄さんは野球、妹はソフトボールを子供の時にやっていたと言っていました。お兄さんの方はダルビッシュ有選手の知り合いでした。でも、イランでは日本であんなに人気のあるダルビッシュ選手のことも、ほとんど誰も知らないんですよね。
(北川)ですが、野球のイラン代表チームもあるようで、インターネットによると、どうも西アジア大会で準優勝の成績を収めたとか。いつかワールドベースボールクラシックの本選に進出する日もあるかもしれません。
●リスナーより
本日の「イランの食文化」で紹介された大豆の話題はとても勉強になりました。イランでの料理の使用方法はもちろんのこと、成分や効能までも詳しくご説明されているところはさすがだなとかんしんいたしました。
また要望として、サッカーW杯アジア最終予選に挑むイラン代表チームの近況を紹介してください。
●ラジオより
(北川)大豆の話題については、先ほど紹介したOさんもメールをくださいました。さて、私はサッカーがそれなりに好きなくせに、近況についてケイロス監督が続投しているというぐらいしか知りません。芝田アナ、現在、イラン代表はどんな感じでしょうか。
(芝田)イラン代表はとにかく最近、強いです。ケイロス監督の人気も高いですよね。チームは若い世代に移行していて、平均年齢 は25歳だそうです。FIFAの世界ランキングは現在33位でアジアトップです。日本は51位でした。また、現在開催されているアジア最終予選でも、日本は少し苦戦していますが、イランはここまで無失点できていて、あと1勝でワールドカップ出場が決まります。本当に安定しているというか、あまり負ける気がしなくて、勢いがあるという感じがします。先日はホームに中国を迎えての試合があったのですが、イランのサッカー人気も健在で、スタジアムには人が入りきらなくて、スタジアムの外にも5万人とも言われる人たちがあふれていたそうです。みんな男性だというのですから、すごい迫力だったんでしょうね。次の試合で早くもワールドカップ出場が決まるかどうかが注目です。
●リスナーより
横浜も一気に春到来かと思いきや、ここにきてやや足踏みで、桜の開花も当初発表より少しおくれそうです。お花見もかねて、いろいろな場所にハイキングを計画しているのですが、スタートラインに立って「よーい、ドン!」の合図をじりじりしながら待っている子供のような夫婦です。イランでは確か新年の13日目に家族でハイキングに行く風習があったと記憶していますが、スタッフ、アナウンサーの皆さんはご家族でどんな計画していますか。お聞かせ願れば幸いです。
●ラジオより
(北川)我々スタッフやアナウンサー、特に日本人はこの日仕事をしていたため、ハイキングやピクニックという感じではなかったのですが、非番のアナウンサーの方はご家族とともに裏山にピクニックをしに行ったと話を聞きました。実はその日、テヘランは曇りで、雨もちらほら降っていました。にもかかわらず、自宅近くの森林地帯では、多くのテントが見られました。雨がちらついて中でも、テントを張ってすごしていたのですから、この日の慣習は特別なんだなあと感心しました。さて、今ぐらいのテヘラン、とても雨の日が多いですよね。毎年こんな感じだったでしょうか。
(芝田)10年以上テヘランに住んでいますが、こんな年は珍しい気がします。今週もよく降りましたよね。テヘランではめったに使わない傘の出番が多くなりました。それに寒いですよね。それにしても、イラン人はこの新年13日目の自然の日、本当に多くの人が緑の中で過ごすんですよね。メディアでは、雨模様の空の下で所せましとテントを張っている人々の様子が伝えられていました。