2月 24, 2018 17:29 Asia/Tokyo
  • 東京の降雪
    東京の降雪

3日前頃から日本列島は大寒波に見舞われてい、信越、北陸方面では大雪のため列車が立ち往生するなど大変です。九州や四国の山間部でもかなりの積雪とのことです。我が家でも水道管が凍結寸前の状態でした。テヘランの住居では水道管の凍結で水が出なくなると言ったことは起こらないのでしょうか。 

リスナーより 

 3日前頃から日本列島は大寒波に見舞われてい、信越、北陸方面では大雪のため列車が立ち往生するなど大変です。九州や四国の山間部でもかなりの積雪とのことです。我が家でも水道管が凍結寸前の状態でした。テヘランの住居では水道管の凍結で水が出なくなると言ったことは起こらないのでしょうか。 

 

●ラジオより

中:お便りは1月13日付でしたが、その後も日本では大雪や寒波のニュースが後を絶たないようですね。お見舞い申し上げます。さて、芝田さん、テヘランで水道管の凍結、見たことがありますか?

芝:いえ、私はまったく見たことがありません。日本でも見たことがある、という覚えはありません。

中:私は去年、同じマンションで、だれも入居してない所帯があったんですが、ベランダにある瞬間湯沸かし器の水道の元栓を閉めてなかったらしく、夜中に凍結して翌朝から下の階のベランダを水浸しにするほどになりました。水が出ないのではなく、水漏れになってしまったんです。それ以外では、庭にも水道があるんですが、不思議と凍結はしません。やっぱり昔よりあたたかくなったんでしょうか。

芝田:そもそも今年のテヘランは特に暖かいですし、氷点下まで気温が下がる日もあまりありませんでしたよね。この前お正月に日本に帰国したときには、土に霜が降りていて、霜を久しぶりに見た、と感動しました。それにしても、水漏れは大変でしたね。

中:そうなんです。家主がなかなかやってこなくて、下のフロアの人がベランダから水をはくのが大変でした。ベランダはまだ排水溝がありますし、床も防水がしてありますからいいんですが、壁がびしょ濡れで水漏れのシミになって大変でした。

 

●リスナーより  

今回で一番面白いと感じたのは11月26日放送分のイスラムと健康の中の恋人が、年老いていないのに顔だけが崩れていき、男性が別れたいと騒いだという部分です。美しくありたいというのは世界どこでも共通なんだなと思い、妙にイランという国を身近に感じました。最もペルシア人は美人で有名と聞いておりますが、実際にはどうなんでしょうか。  

 

●ラジオより

中:確かにイラン人の女性も男性も目鼻立ちのくっきりした人が多いですよね。もっとも、立派すぎる鼻を小さくする人が、男女とも最近は多いようです。何を持って美人とするかは人それぞれですが、イラン人の子供、特に幼稚園から小学生にかけては、ぱっちりしたおめめに、長いまつげ、ふっくらしたほっぺの子が多くて、本当にかわいいです。あの顔で、お願い事をされるとなかなか断れないんじゃないでしょうか。それに、イラン人の子は口が達者というか、日本人なら歯の浮くようなセリフも自然に口にしますし。

芝:そうですね。確かにイラン人の子供は、本当にまだ歩き始めていない小さな子供でも、日本人から見ると、顔ができあがっているというか、目もパッチリ、はっきりしている子が多いですよね。あとお便りにあった、「美しくありたいというのは世界共通」ということに関連して、イラン人の女性も年を聞かれるのを嫌がりますよね。年齢をごまかしてなかなか教えてくれない女性もいますし、女性が老いを嫌うのも万国共通なんだなと思いました。

中:そうですね。その点、日本人はいつまでも若く見られてお得ですよね。こちらに来て得をしたと思うことの一つです。

 

イランの布団

 

リスナーより  

今日のお便り紹介でイランの家庭の寝具事情がよく分かりました。意外なことに、ベッドとお布団が半々くらいなのですね。イランの布団は日本のものと同じものを想像すればよいのでしょうか。日本では眠りの質を高める布団や枕が宣伝されていますが、イランでもこうした商品はありますか。

 

ラジオより

中:眠りの質を高める布団や枕、見たことがありますか。

芝:私は実は、ずっと肩こりがひどかったんですね。寝違えることも多かったですし。それでもしかしたら枕がいけないんじゃないかと思って、近くの寝具を売るお店に行ったのですが、枕はいろいろな種類がおいてありました。主にヨーロッパのメーカーのものでした。首と肩のカーブにフィットするものや、丸洗いができるもの、低反発のもの、といろいろあって、お値段もさまざまだったのですが、私は低反発の丸洗いできる枕を買いました。その後はおかげさまで、寝違えることもほとんどなくなりました。

中:そうなんですねー。わたしも最近肩の肉が薄くなって枕が合わなくなってしまって、寝違えることがあったんですね。ですから、自分で枕の詰め物をとって薄くしましたらもう寝違えることがなくなりました。やっぱり枕の高さって大切なんですね。それから、イランのお布団ですが、夏冬兼用が多いと思います。テヘランなど特に大都市ではセントラルヒーティング完備ですから、あまりお布団で調節する必要はありません。日本の春秋用の布団で十分です。また、冷房ががんがんかかって寒いからと、夏でも毛布を掛けて寝ている人もいます。あと、こちらではまだ羽毛布団はないみたいですね。仕方ないので、日本から持ってきていますが、かさばること、この上ないです。

芝:そうでしょうね。

 

イランのザクロ

 

リスナーより   

ザクロが有名なのですね。缶詰やドライフルーツなどで売っていないのですか?

 

●ラジオより

中:ザクロの加工品、どんなものがあるかご存じですか。

芝:思いつくのは、ザクロのペーストくらいでしょうか。缶詰、ドライフルーツは見たことがないですね。。。こちらではイチゴではなくて、ザクロがケーキなどのお菓子の飾りにもよく使われています。

中:そうですね。ここ1,2年ようやくイチゴのきれいなのが年間を通して手に入るようになりましたが、少し前までは旬にしか出回らないものでしたから、ケーキの赤い飾りはザクロでしたね。今おっしゃった、ザクロペーストは料理にも使うので、ビン入りのが売られていますね。それから、あとはジュースやシロップがあります。また、ドライフルーツではありませんが、ペーストをシート状に固めたものがあって、日本では梅のペーストを固めたものがありますが、このザクロシート、これは子供のおやつとして一般的です。