8月 22, 2020 01:20 Asia/Tokyo

モハッラム月の哀歌:メイサム・モティーイーによる「ノウヘ」

21日金曜からシーア派の追悼月であるモハッラム月に入りました。この月の10日は、シーア派3代目イマーム・ホセインが殉教した日とされています。この時期になると、ロウゼやノウヘといった、この殉教にまつわる歌が、テヘランの街中のいたるところで流されます。こういった宗教音楽はダストガー音楽と呼ばれるイランの古典音楽と相互的な影響を及ぼしてきました。そのため、この歌のメロディが古典音楽の体系内に取り入れられたり、または逆に古典音楽でうたわれてきたメロディがこのような宗教音楽の中で使われていました。最近では、現代音楽の影響か、ヒューマンビートボックスのような一定のリズムを刻む音を背景に歌われることもしばしばです。ここでは、メイサム・モティーイーによるノウヘ、哀歌をお届けします。

 

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