神に関する質問: 神が本当に公正(正義)であると、どこから知ることが出来ますか?
-
神の正義
Q: 神が本当に公正(正義)であると、どこから知ることが出来ますか?
A:私たちが“かれの創造された世界”について少し考察してみるならば、そしてイスラームの戒律を観察し、審判の日の神の清算についてわずかであっても熟慮するならば、神が正義であられることが私たちにとって明らかになります。
かれが創造された世界はあるべきものがあるべき場所にあり、全ての創造物がかれによって計算され正確に出現されている美しく法則的な世界です。
神はその創造において全ての存在を、それぞれの能力・才能・必要・力などに注目し大変素晴らしく公正に創造されました。例えば木の葉を食べる必要があるキリンには“長い首”をお授けになり、大きく重たい頭を持つ象には“短い首”を授けられます。肉食動物には狩りにふさわしい“かぎ爪”を、また草食動物には咀嚼反芻にふさわしい歯をお授けになります。
かれの教えの戒律もまた、正義によるものであり大変に公正です。
例えば、うっかりして不意に破ってしまった断食は罪にはなりません。
幼い子供の悪い行いも罪として扱われません。
気を失ったり無意識の者、または物忘れにより礼拝を時刻通りに行わなかった場合もそれに対する応報はありません。
審判の日に、神は人間を(たとえそれが最も悪い罪人、極悪人であったとしても)公正に扱われます。ある人の罪の清算をほかの人に担わせることはありません。1つの罪を10とは数えません。最も小さな善行に対しても“かれのしもべ“に報奨を与えられます。
示されたこれらすべての問題からもわかるように神は公正(正義)であられます。公正な者たちの中で最も公正なお方なのです。
出典: http://ja.abna24.com/
ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.facebook.com/ParsTodayJapanese
http://youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ