May 16, 2021 18:42 Asia/Tokyo

シューシュ博物館は、フランスの考古学グループとデズフール市の建築士たちの協力のもと、同市における160年にわたる考古学の発掘作業で見つかった出土品を展示するため、西暦1968年に建設されました。

シューシュ博物館は550平方メートルの床面積を有し、その建設にあたってはシューシュやチョガーザンビールからの出土品で作られたレンガが使用されています。

シューシュ博物館の収蔵品はエラム文明以前からイスラーム以降の時代までにわたり、その中にはマスジェデ・ソレイマーン市やシューシュのアパダナ遺跡から発掘された像や柱頭、土製あるいは石製の棺、土製の水がめ、神々の像、シューシュやチョガーザンビールから出土した文字の彫られたレンガ、エラム語、アラム語、シリア語、中期パフラヴィー語の文字板などがあります。

シューシュ博物館は6つのホールから成り、ホールごとに特定の時代区分が割り当てられています。たとえば、エラム期、アケメネス朝期、パルティア朝期、ササン朝期、イスラーム期という具合です。

エラム期の区画では、お墓の中に残っていたものを見学することができ、当時の埋葬の文化や習慣を知ることができます。

この区画でもっとも重要な展示品のひとつに、ヘラクレスの像があります。これは、歴史上の一時期、この地域においてローマ人たちが進出していたことを示しています。

 

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