Pars Today
今回は、イラン西部のケルマーンシャーにあるラーズィ大学をご紹介してまいりましょう。
イラン西部・ケルマーンシャー州はテヘランから西、およそ500キロの地点にあり、イラクと国境を接しています。昔、ここはバーフタラーンと呼ばれていました。興味深いのは、イランで最も暑い場所と寒い場所がこのケルマーンシャー州に存在する、という点です。その州の、他に類を見ない町のひとつがパーヴェです。
イラン西部ケルマーンシャー州は、すでにご存知のように昨年11月の大震災で大きな被害を受けましたが、それでも旧来の美しさと豊かな歴史の痕跡をとどめ、ここを訪れる観光客の目を楽しませてくれます。今回は、この地域の中でも、昨年の地震で最も大きな被害を受けたサレポレザハーブ市をご案内することにいたしましょう。
今夜からイラン各地の見所をご紹介する新番組「イランの名所旧跡を訪ねて」をお届けします。
11月12日夜にイラン西部とイラク北部を襲ったマグニチュード7.3の地震により、436人が死亡し、1万人以上の負傷者が出ました。この出来事は、イランの人々全員に強い衝撃を与えただけでなく、世界全土に共感と、友情などの人道的影響を引き起こしました。