Pars Today
アメリカ国務省の2017年における人権報告が、4月20日に発表されました。この報告は、一部の国の人権状況を批判していますが、その攻撃の対象はアメリカに反対する競合国であるロシア、中国、イラン、シリア、北朝鮮です。
ミャンマーのイスラム教徒の虐殺に関するイスラム革命最高指導者ハーメネイー師の表明と、西側諸国のこの問題に対する無関心が、ハーメネイー師のウェブサイト上のビデオクリップによって提示されています。
人権問題は常に、これを口実にして覇権主義的な目的を達成し、独立国に圧力を加えようとする大国によって利用されてきました。女性の権利や女性の自由の問題は、この数十年間、常に西側諸国、特にアメリカがイランに圧力を行使するために利用してきた手段です。イランにおける女性の人権侵害の主張が提起されていますが、一方で多くの調査結果は、人権の主張者であるアメリカの女性の権利がどこよりも侵害を受けていることを示しています。
このところ、アメリカの人々の基本的な権利や自由が、制限されているような状況です。
アメリカのオバマ大統領は、他国を人権侵害で非難しています。オバマ大統領は、政治的な利益を手に入れるために、世界の多くの国民の権利を蹂躙しています。
西側諸国、特にアメリカは、人権擁護に関して多くの宣伝を行っています。そのため、これらの国は、人権擁護に関して何の問題もないと考えられているかもしれません。しかし、実際はそうではありません。
アメリカ政府は、女性の人権の尊重に関して大規模な宣伝活動を行っています。
カシミールのイスラム教徒は、およそ3週間前から、分離独立を支持するグループとの戦いを口実に弾圧を受けています。
西側諸国は、世界における人権状況への懸念を表明しています。