Pars Today
学問とは、世界のどこに行っても存在する唯一のものであり、学び、習得すべきものです。
考えることは、賢い人の特徴のひとつとされます。
7日金曜はイスラム暦ゼルハッジャ月18日に当たり、シーア派イスラム教徒の大祭の1つ「ガディールホム」の祝祭日です。
どのようにものを考えればいいのか? どのように売り買いすべきか? パートナーや子供たちに対してどう振る舞うか? 周囲の環境とどのように付き合うか? 自分の周りとの関係性において理想的であるにはどうすべきか? この「人生の鍵」では、宗教的な見地からライフスタイルを見直していきます。
偉人や賢者は、未来の人々にとって、人生の教訓となるよう、生涯の中で身につけてきた経験や知識を、説教や遺言などの形で言葉、あるいは文字にしています。
今回は、シーア派初代イマーム、アリーの生誕日に際し、この人物についてお話しましょう。
西暦661年に当たるイスラム暦40年ラマザーン月21日、イスラムの預言者ムハンマドの後継者で、預言者の一門でもあるシーア派初代イマーム・アリーが殉教しました。
西暦632年、預言者ムハンマドはハッジ・メッカ巡礼の実施を宣言し、誰でも可能なものはメッカ巡礼に参加するよう呼びかけました。
シーア派初代イマーム、アリーは、歴史の中で輝き続ける完全な人間の模範です。