Pars Today
今日でハッジ・メッカ巡礼の一連の儀式が終わりを告げました。
イスラム教徒の宗教的な義務のひとつに、ハッジ・メッカ巡礼があります。
10日日曜は、イスラム暦ゼルハッジャ月10日、即ちイスラムの重要な祝祭の1つである犠牲祭の日に当たります。この日は、神に従うことへの情熱に溢れた人々にとって喜びの日です。
ゼルハッジャ月10日の太陽が昇りました。イスラム教徒の壮麗な祝祭の日が訪れています。人々の心は浮き立ち、まなざしは喜びに溢れています。
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、神の家・カアバ神殿の巡礼者へのメッセージの中で、ハッジ・メッカ巡礼の宗教義務を実施するために集まる不変の場所の決定は、イスラムの共同体作りとイスラム教徒の統一のための象徴であるとし、イスラム教徒の間におけるアメリカの好戦的な政策に触れ、「賢明さを保つことによって、この悪魔の政策を退けるべきであり、メッカ巡礼と多神教徒に嫌悪を示す儀式が、この賢明さの下地となる」と強調しました。
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、神の家の巡礼者に寄せたメッセージの中で、パレスチナへの支援とその救済は、イスラム共同体の絶対的な責務だとしました。
最高指導者のメッカ巡礼者に向けたメッセージです。
今回は、コーラン第22章アル・ハッジ章巡礼を見ていくことにいたしましょう。