Pars Today
27日にあたるイスラム暦ラマザーン月21日は、シーア派初代イマーム、アリーの殉教日です。
レバノンのシーア派組織ヒズボッラーのナスロッラー事務局長が、「テロ組織ISISは、サウジアラビアと同国のワッハーブ派の思想の産物である」と語りました。
サウジアラビアのムハンマド皇太子が、サウジアラビアは冷戦時代、東側陣営に対抗する上でのアメリカの要請により、世界にワッハーブ派思想を広めていたことを認めました。
イギリスの新聞が、同国の政府関係者に対し、「サウジアラビアの表面的な友好を忘れるべきだ。同国はワッハーブ派思想を支持しており、このことは西側諸国の安全保障に反している」としました。
イランのザリーフ外務大臣が、「1998年以降に世界で起こったテロの94%は、サウジアラビアに責任がある」と語っています。
イラン情報省が、7日水曜にテヘランで起きたテロの実行犯の身元を発表し、このテロの実行犯は、ワッハーブ派グループとつながりがあったとしました。
イラン外務省のガーセミー報道官が、イランに対するペルシャ湾協力会議の声明を、ワッハーブ派とテロの関係問題を他国の問題にすりかえるものだとしました。
16日に行われたテヘラン金曜礼拝で、説教師をつとめたハータミー師が、シリアにおけるテロ組織ISISの犯罪はサウジアラビアに広まる過激なタクフィール主義から出てきたものだ、としました。
イランのザリーフ外務大臣が、「イスラムの名を悪用して行使されている暴力の多くは、ワッハーブ派に端を発している」と述べました。
サウジアラビアのジュベイル外務大臣が再度、イランをテロ支援で非難しました。こうした中サウジアラビアは民主主義とは無縁で、ワッハーブ派を広めている他、世界のテロの温床として知られています。