Pars Today
国際原子力機関IAEA理事会34回定例会議が、35の理事国の参加によりオーストリア・ウィーンで始まりました。
イラン外務省のキャンアーニー報道官は、自国がこれからも外交的対処の方針を守り続けるとしながら、「我が国は、IAEA国際原子力機関の理事会会合で同機関の専門的プロセスが進められるよう期待している」と強調しました。
イランのライースィー大統領は、IAEA国際原子力機関が政治的勢力の目的に影響されるべきではないとして、「IAEAには、中立の原則を守りながら、イランが平和的核活動を行い法規を遵守しているという現状を報告してもらいたい」と述べました。
IAEA国際原子力機関のグロッシ事務局長が4日土曜夜、イランから戻った際にオーストリア・ウィーン空港にて、「我々は、IAEAへの情報提供や立ち入り・アクセスの許可をめぐりイランと合意した。と語りました。グロッシ氏によれば、イラン側との技術会議が間もなく開催され、同国内では間もなく監視装置が設置され稼動開始となる見通しです。
イラン原子力庁とIAEA国際原子力機関が、同機関のグロッシ事務局長による2日間のイラン訪問とその中で行った同国高官らとの会談の終わりに、共同声明を発表しました。
アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相と、ラファエル・グロッシIAEA国際原子力機関事務局長と会談しました。
ラファエル・グロッシIAEA国際原子力機関事務局長が、「当組織とイランとの核分野における科学技術面での協力は、今後とも継続される」と語りました。
イラン原子力庁のエスラーミー長官とIAEA国際原子力機関のグロッシ事務局長が、2回目となる協議を実施しました。
イラン原子力庁のエスラーミー長官は、グロッシIAEA国際原子力機関事務局長がテヘランを訪れたことを、イランとIAEAのプロフェッショナルな関係を示すものだとしました。
イラン原子力庁のエスラーミー長官は、「わが国は、核合意当事国が義務を履行しなかったことをうけ、自らの義務履行も縮小した」と述べました。